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①材料コスト
廃棄されるものを使う場合、それ自体にコストあまりはかからない。様々な大きさや形、加工や塗装などの処理がしてある材料を選別し、改めて加工や製材、接着等を施すこと、つまりは、『廃棄されるものを材料へ戻す作業』
この作業は時に材料を買うこと以上のコストがかかる。
ではなぜそこまでする必要があるのか
②魅力
効率や従来基準の見栄えの問題で廃棄されるもの、
言い換えれば前述の理由で、人が使いたがらない材料を取り入れることは、今までと少し違った木の魅力や発想が必ずあってそれは自ずと作り上げたものへ反映されていく。
③エコ
物やエネルギーを節約し、環境へ配慮することに加えて、その価値を見直し、そこで得た新たな魅力に気づくことも結果的には廃棄されすものを減らしエコへと繋がる
美《神》は細部に宿るという言葉、一般に解説されているのは、「細部に気を抜かず創作することは全体のクオリティーを…」と諸説奥深い意味があるようです。が、一つ先にある『宿る』という言葉、
原文では「God is in the detailes」なのでその部分は「in」にあたる。
この言葉を誰があえて『宿る』と訳したのかは分からないが、この言葉はすごく日本的な言葉に感じられる。
それは、単に細部を丁寧に仕上げるということではなく、加えて『真摯に対象に向かい合う気持ちの姿勢』を大事にすること。それはちょうど神社の神前で手を合わせる時のような、清さ・感謝・敬意・謙虚、そんな気持ちの姿勢を持って対象に手をかけた時、誰しもが持つ直感でしか感じ得ない、そして初めには無かったはずの美《神》が宿るのではないかと考えます。
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