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誰も知らない、再生の奇跡
素材の価値を見直し、魅力を引き出すことで
環境意識の向上につなげる
①コスト
廃材を使用する場合、材料費としてのコストはあまりかかりません。
しかし、様々な大きさ、形、塗装などの処理がされている廃材を選別し、改めて、
接着製材、切削などの加工を施すこと。
つまり、「廃材を材料へ戻す作業」には、
時として製材を購入する以上のコストがかかります。
では、なぜそこまでして「廃材」を扱う必要があるのでしょうか。
②魅力
規格に合わない、見栄えがよくない、といった理由で「廃材」のレッテルを貼られた材料を利活用するには、形ありきではなく、
材料ありきで形を考えなければならない、という制約があります。
廃材1つ1つの個性に向き合い、どう選び、どう紡ぐことで、
強度的、機能的に成立させることができるのか。
それを考えることで、必然的に浮かび上がってくる形には、
制約があるからこそ生まれた、(作者にも)意図し得ない魅力があります。
③環境意識(/環境保全)
昨今多くの方々が環境問題に取り組まれ、物やエネルギーを節約し、
環境へ配慮する事を実践されています。
箱式としてはこれ加え、じっくりと向き合うことで浮かび上がってくる廃材の新たな
魅力を「もの」として丹念に仕上げ、発信することで、
魅力に触れた人々が環境への関心をもつ「きっかけ」づくりを
お手伝いさせて頂くこと。それを目標としています。
ECOLOGY
既にある物の価値を
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